ふたたびおだやかなクマ

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 今日も様々な曲をNHKのラジオで聞きました。

 ラジオ第2「アメリカン・ミュージックの系譜」でジェイムス・ブラウン氏の「ファンキー・ドラマー」。シュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」。番組の内容的にはヒップ・ホップについて主に学びました。トラックとサンプリングについての考察が面白かったです。

 ラジオ第1「すっぴん!」にてダイアモンド✡ユカイ氏による日本のポピュラー・ミュージック・シーンにおける日本語歌詞の変遷についてのお話。後半しか聞けませんでしたが、後日にアーカイブも聞こうと思います。この辺は非常に重要ですね。いろんな方がいろんな風に語る事のできるテーマだろうなと思います。

 番組でも触れられましたが、私の実体験でいうと、これはもうサザン・オールスターズです。小学校の6年生でしたけど、修学旅行で江ノ島、茅ヶ崎の辺をバスで走っている最中はもうバスの中が「今、何時!」って感じにドッカンドッカンと揺られて揺れての大合唱でした。当時の新聞記事で日本のポップスを考察する連載があって好んで読んでいたのですけど、そこでは比較的に桑田佳祐氏の音楽に好意的な内容で、認めるのも早かったと思いますが、そうした論調がある一方で「破壊的だ」とする文章を目にしたりでけっこうケンケンガクガクだなっていう風に感じていた小学生の私でした。

 自分でヘタなりに歌詞を作ったりするようになって分かったコトとしては、サザン風にひとつの音符にふたつの語をあてたり、あてなかったりすると実テンポ以上に早く聞かせたり、そしてまた落ち着かせたりのコントロールが可能ですし、そこに歌詞の内容も合わせていくと表現できる事がとても広がるんだなって実感したりもしました。

 「ひるのいこい」で、平沢進さんの「フィッシュ・ソング」と渡辺香津美氏のインスト曲を聞きました。今日の2曲を聴いているとスティーヴ・ヒレッジ氏の「フィッシュ・ライジング」がかかっても不思議じゃない感じですが、まぁあれは長い曲ですからね。

 書き忘れてしまいましたけど「すっぴん!」内においてペギー葉山さんの「夜明けのメロディー」も聞きました。牛久にお住まいのリスナーの方がご出演されてのリクエスト。聞くたびに思いますけど、すごい歌ですね。