よっぱらいウォンブー

foster-parents-than-creator

 ラジオ日記です。NHK第1「旅するラジオ」を聞きました。
 青森県の「おいらせ町(ちょう)」からの中継でした。
 土地に200年くらい昔から伝わる「ニワトリの舞い」の音楽の演奏と実演の様子が流れました。鶏舞(けいばい)と呼ばれるんだそうです。本州の北の方にはよく見られるようです。

 実はこの数週間、ラジオ第2で「ニワトリはいつからニワにいたか」というレクチュアを聞いています。
 そこでもニワトリの格好をして踊りを捧げるというのはとても古い歴史がある。というお話だったんですが、まさに本日、その実例を聞くことができたというわけです。
 レクチュアで扱う内容は「ニワトリの舞い」以外にも幅広いのですが、特にニワトリの「朝を告げる能力」にかなり多くのものを重ね合わせていたようです。昔の人は。けっこう真剣に。
 私には単純な興味もありつつ、大きな疑問「ナゼそこまでつきつめてニワトリに?(という感じです)」も抱いておりますので来週以降も聞こうと思っています。

 昨日のエントリでちょっと触れた“クレオール”なんですけど、私の誤解もかなりの部分、溶けてきたようです。ずいぶん長い間まちがっていたものです。いやはや。
 特定の“クレオール”人みたいな集団がいるかのように思っていたのですが、もう少しフンワリと“混血の人”とか“混じってますよ”みたいな状態をいう言葉だったようです。イギー・ポップさんの「ミキシング・カラー」という曲を聞きました。

 言葉の面でも“クレオール”という状態があるみたいです。言葉というものが私が思っている以上に変質しやすいものだと知って驚きました。実用的である反面、細やかな表現からは遠ざかったりするようです。なるほどねぇ…。