【イラスト】ゴリゴリ器

grinder

 本日のお昼前はラジオから流れる中原昌也さんご選曲の3曲に耳を傾けました。NHK・AMラジオの番組です。

 ホルガー・シューカイどんの「ペルシアン・ラブ」がかかりました。
 私もこの曲が好きで、実はつい最近にも同い年の友人とメールで少し会話をしたところでした。
 この曲に出会ったコトを簡単にですが話したわけです。
 私にとってかなり大きな体験だったので、てっきりあの時代を過ごした方にとっては等しく共通体験であると考えていました。実際、ファンは多いと思うんですよね。
 中原さんも軽く触れてらっしゃいましたけど当時のテレビCMに使われた曲なので。

 曲が流れたラジオ番組は寄せられる反応を見るに中高年が多いという感触ですので「懐かしい!」の声、続々かな?と身がまえたんですが、案外そうでもなくて。しかし不評かというとそうでもなくて安心しました。
 ギタリストのミヒャエル・カローリ氏のクリーントーンが冴え渡るという点でも傑作ですよ。
 エレキギターの音はきたなく歪んでいればいるほどエラいという価値観をゆずらない私がいうくらいですからホントです。
 カローリ氏のクリーントーンは別格だと思うんですよね。まさに「クール・イン・ザ・プール」って感じです。素晴らしい。
 カローリ氏も亡くなって長いですね。調べたらもう15年ほども前ですよ。惜しいコトをしました。

 それとテリー・ライリーの「ア・レインボウ・カーヴド・エア」がかかりました。今日は私もCDで持っている曲が2曲かかったワケです。
 しかもこの曲を聴いた方たちの評判がたくさん番組に寄せられて。アレはおどろきましたね。ビックリですよ。

 でも単に「名盤だ」って評判だけを聞いて音源を買った人がもし、いたとしたら「歌が入ってないじゃないか!」って怒るでしょうね。
 ノイの「ハロガロ」をツアー車で流していたら運転手を引き受けてくれたハードロック好きの現地欧米人の方が、それを聞いて「前奏だけで曲が終わっちゃったよ」ってぼやかれた、とおっしゃってたのはどのバンドのエピソードでしたかね。忘れてしまいましたが、ナイスな逸話です。

 そんなワケで本日の午後はホルガー・シューカイどんの「ペルシアン・ラブ」と「ボート・ウーマン・ソング」。そしてコールド・カットの「ティンバー」を聞きました。ムチャクチャ好きな曲です。
 それと少しだけホルガー・ヒラーさんの曲も聞きました。この方もサンプリングありきの音楽性の方ですね。