本日のどうぶつイラストはベースを弾くヤブイヌのおじさんです。
ヤブイヌってちょっと原始的なイヌの種類であるのだそうです。
全体的に丸くてコロコロとしたかわいいイヌです。
おじさんベーシストのモデルは「ウィリー・ディクソン」という人です。
この人はブルースだったりロックン・ロールの世界では偉人です。
「チェス・レコード」っていうそのスジでは有名なレコードレーベルがあるんですけど、そこで働いていたおじさんです。
ベースを弾いたり、作曲したり、プロデュースしたり。
レコーディングするときのメンツを決めたり、ミュージシャンに仕事の割り振りをしたりとかもしてたんじゃなかったかな。昔なにかで読んだ気がするだけですのでアヤフヤなんですけど。
まぁとにかく私の解釈では「ウィリー・ディクソン氏はチェスレーベルの番頭はん」ってコトになっております。
そんなワケで私の描いたヤブイヌおじさんも番頭はんっぽい前掛けをしています。
上で申し上げた通り、ウィリーどんは作曲も多く残しているんですが、その中に「スプーンフル」っていう曲があります。私は主にクリームというイギリスのロックバンドのカバー・ヴァージョンで知っているんですが、あまりクリームの曲解釈は好きではないです。聞いててイライラしてくるんですよね。「クロス・ロード」なんかはご多分にもれず好きなんですけど。
先日のお昼前のNHK・AMラジオでちょっと気になるバンドの演奏を聴いたんですが、あとで調べたら「The Gories」っていうバンドでした。動画サイトで音をきいてなるほどカッコいいなって思ったんですが、関連動画をたぐっているとコレまたカッコいいバンドがありました。
「デモリション・ドール・ロッズ」というバンドです。ごく簡単に言うとストゥージスみたいなバンドなんですが。そのバンドが「スプーンフル」を演奏していたので聞いてみたらこれがめっぽうカッコよくて。
「スプーンフル」はこう演奏するのが正しいんじゃないかと思った私でした。
もちろん私がほめるくらいですので、とてもガチャガチャした音ですよ。
しかし興味がある方が、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんので検索時に便利な文字列を記しておくコトにします。「Demolition Doll Rods spoonful」