本日はいつもと内容を変えて、私の作った音楽のご紹介をさせていただこうかと思います。
古い曲で、10年くらい前に作ったものです。
タイトルと歌詞は以下のとおりです。
『子リカオンの菓子パン』
カニ あん カレー
ウグイス ジャムパン
(くりかえし)
たなにならんでいるパン
おくから手まえへ
(くりかえし)
下に曲データを貼り付けておきます。
環境の合う方は聞いてみてください。
https://hijikuro.com/blog/wp-content/uploads/2016/07/kasi_pan_071030.mp3
ダウンロードして聞きたい方は上記のリンクから右クリック保存してみてください。
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タイトルはずっと未定のままだったんですが、本日の朝に決めました。
意図したわけではないですが10年ごしになっちゃいました。
曲のイメージも固めました。
リカオンの姉弟が早朝の町にパンを買いに行く風景です。
リカオンのお母さんの具合が良くなくて、朝ごはんを作れなかったのかもしれません。
パン屋さんでパンを買って公園で食べて、その後、登校する予定だと思います。
学校から帰ってくる頃にはお母さんの体調も戻っているでしょう。
絵的には兄妹のつもりでしたが、最初にできた男の子の方が弟っぽくなってしまったので、残りの片方はお姉さんにしました。
お姉さんは利発そうですね。
買ったパンを味わいつつも、いつか自分でも同じ味を作ってやろうというタイプです。
そのさいは弟にも食べさせて味のチェックをするのではないでしょうか。
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リカオンはアフリカに住む肉食獣です。犬に似ています。しっぽの先が白くて、耳が大きいのが特徴です。
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最後に曲のデータ的な部分も記録しておこうかと思います。
シンセサイザーはエンソニック社という今はもう無いアメリカの会社が作った「ESQ-1」を使いました。1980年代中頃の機種。けっこう古いシンセです。
今となってはちょっとはっきりしたことは言えないですけど、音を聞く限りほとんど「ESQ-1」だと思います。
私は基本的に自分の曲に使うシンセの音色は自作です。プリセット音色は使いたくないタイプです。ドコのドナタ様とも知れぬ赤の他人が作った音なんか使えるかってお話ですね。
しかしドラムは手持ちの音素片を貼り付けて作っています。シンセの音色とは違ってドラムの音が収録されたCD−ROMやDVDを買うのはかなり好きです。傾向としてはクリアでは無い音が好きです。
嫌いな人名はボブ・クリアマウンテンです。
もんやりした音が私は好きなんですね。フォギーマウンテン・ブレイクダウンですよ。嫌いな音楽レヴューは「分離のいい録音」とか書いてあるやつですね。セパレーションがうまくいってなくてドラムのオーバーヘッドが拾ってしまった仮歌が残ってる録音とかは非常に好きです。初期のG.B.Hとかですね。
曲の制作データにお話を戻しますが、この当時の私はパソコンソフトの「キューベース」という音楽用ソフトを使っていました。
声はボコーダーと呼ばれる機械を通した処理になっています。たぶんローランド社の「V-Synth」だと思います。
ボコーダーという機器は油断すると何をしゃべっているかわからなくなってしまって、私個人はそれでもいいんですが、聞いていただく場合、多くの方は「何を言ってるのかハッキリさせてほしい」とおっしゃいますね。V-Synthは比較的最近の機械だということもあってそれなりにヌケがいいので後の処理は楽です。
曲調としてはテクノポップみたいな感じです。
私はこういうものしか作れないので、この先にみなさんにご紹介できる自作曲もおそらくこういった路線ばかりになると思います。
つまりテクノポップ風が苦手な方が、私のご紹介する曲を聴いてみる必要というのは、今後未来にかけても限りなく低いということでもあります。まぁ無理なくお付き合いください。