おとといのエントリからの続きです。
近所の公園で行われた大正琴の演奏についてです。
伴奏のカラオケ(カセットテープ)をラジカセで鳴らして、それをマイクで拾ってラッパ型スピーカーで鳴らすというシステムが取られていました。
若干、荒っぽいですけどそれなりにスマートなシステムです。
大正琴の直前に盆ダンスが披露されました。
上記システムによる盆ソングに合わせてご婦人方が踊ったんですが、音程が聞き慣れているものよりも「かなり低い」そして「テンポも遅い」。「これは大丈夫なのか?」私は動揺しましたが何もできる事はなく見守るだけです。
大正琴の演奏に移りましたが、案の定です。楽器とカラオケの音程のズレが激しくてカラオケがカラオケとして成り立たないアリサマでした。
ラジカセの電池が弱っていたんですね。残念です。いつもは屋内で活動しているので電池の状態の管理に思いが至らなかったのですね。
結局カラオケはあきらめてお客さんの手拍子を借りるカタチで演奏はツツガナクおこなわれました。これもいいものです。
かなりひんぱんに活動されているクルーですので演奏自体は安定しています。リッパだなと思いました。
ラジカセ時代の知識としては、機器によってモーターの回転数が微妙に違うというのはありますから、冒頭にAの基準音なりを録音しておいて、演奏前にそれに合わせてチューニングするっていうのもあるんですけど、もはやそれも追いつかない。というか大正琴サークルの方たちはデジタルチューナーで音を合わせを行うので、耳で音を合わせるという習慣はないかもしれないです。
大正琴を演奏する方たちというのはあの年代の方としてはズバ抜けて音とか電気的な知識はある方だと思うんですが、あともう1歩ですよね。惜しい気がします。
リーダーの方だけでもデジタルオーディオについて学ばれるとシステムが非常に簡便かつ信頼性の高いものに置き換わる可能性があるんですが、まぁ私がそれを言う立場にもないと。そんな暑い土曜日の午後でした。
演奏曲のレパートリーとしては、かなり意欲的です。
AKB48や、妖怪ウォッチの曲も演奏されておりました。
というか私は上記の曲のオリジナルを聴いたことがないです。私にとってはむしろ町内・大正琴クルーの持ち曲ですよ上記の曲らは。
当日はとても暑くて、本来ならテントを設営して日陰で演奏していただいた方が良かったのかなと思いますが、5月のイベントというコトであの強い日差しは想定外といったトコロでしょう。
(本日、掲載したお写真は1年前のものです。)