スーパーマーケット建設05

1605081

 野菜や、くだもの売り場ができました。
 陳列棚とかの大きな備品というか什器は、これでだいたいできたと思います。

 もう少し売り場の面積を大きくしたいです。レジなどを縮めようと思います。

 このあと、商品を作ります。
 パックとか缶詰とか箱など。
 こういうものは3Dでおおまかに作っておいたほうが、あとが楽です。

 ここまでは実物の寸法をネットで調べるなどして、個々の大きさがチグハグにならないように進めてきました。
 しかし商品はそのまま作ると小さくなりすぎてしまいそうです。
 実物よりも1.5倍か、違和感がなければ2倍くらいにしようと思います。

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 (以下は、ガラッと内容が変わりまして、音楽に関係するお話です)

 作曲家の冨田勲さんがお亡くなりになったと知りました。

 お昼までゲットー・テックとかベースラインと呼ばれる速いテンポの音楽を聴いていた私ですが、あわてて「月の光」を聞き直しました。そのあと「TOMITA on NHK」というアンソロジーを聞きました。

 母親がシンセ音楽を好んでいた関係で、小さい頃の私にとってはシンセサイザーというマシーンへの憧れの一因でした(当時の私に一番大きかった存在はジャン・ミシェル・ジャールというフランスの音楽家なんですが、それはまた別のお話です)。
 富田さんが作業するような未来的な機械の詰まったお部屋で過ごしたいと憧れました。

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(上の画像は私の持っている小さなセミ・モジュラーシンセです)

 しかし氏にとっては「シンセがどうこう」ってワク組みはほんの一部分。作曲、編曲、指揮、録音にいたるまでをカバーする超人的な方でした。

 手法や使う楽器については柔軟というか、その当時においては型破りな方法も辞さない。貪欲だったのだと思います。

 ロータリーサウンドやフランジャー効果を自らの工夫で得られたエピソードは有名だと思いますが、他にはモジュラーシンセの制御信号を可聴域にまで高めてオシレータとして扱うとか、ほとんどマッド・サイエンティストでした。
 若い頃のお写真を見るとかなり切れそうな、そして意志の強いお顔をされていたのがわかります。

 もうかなり以前のお話になりますが、砂原良徳さんとの対談を読みました。ずいぶん年下の人間に対してもフランクで、ああしろこうしろってよりは「一緒にこのデジタル街道をひた走ろうぜ!」みたいな前向きさを感じて「まだやりたいことが山盛りあるんだな」と思いましたが、近年のラジオで放送された対談を聞いても依然としてファンキーで気持ちの若さや感動する心を失なっておられないのだなと感激しました。

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 アルバム「月の光」を一番よく聞いたのは私が20代前半の建設現場でアルバイトをしていた時期です。
 「ヘッドホンで聞くと細かい処理がわかってまた格別にイイ!」ということを発見したのです。
 寝る前にツブサに聞いて、感動する一時期を過ごした。そんな個人的体験です。