ふたつがまとまりそうです

 明日の朝くらいの見込みなんですが、ふたつの「単元」の着色が完成しそうです。
 具体的には「化合」とか「電流」とかのイラストです。
 中学校で習う理科の内容です。
 何となくその内容が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

 量的にも多く、手間のかかるイラストが含まれる単元になっています。このふたつが仕上がるとあとはいくぶんか楽になります。
 やれやれといったワケです。
 がんばります。

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 下のイラストは、私の今年の年賀状の絵柄です。
 (クリックしますと少し大きくなります)

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 さった峠に伝わる昔話を絵にしました。
 漢字で書くと「薩埵峠」です。
 垂直の“垂”の字が含まれているのは私の思うトコロ偶然では無いと思うんですが、とても急角度なスルドいカタチをした峠です。
 距離にすると私が住む富士市から静岡市(県庁所在地)の方へ向かって10キロ弱でしょうかね。富士山も良く見える良い場所です。

 私がこどもだったコロはミカンの栽培をとても盛んにしていて、近づくと峠全体がオレンジ色にキラキラと輝いていたんですが、その後の「みかん減反政策」を反映したのか分かりませんけど、かつての輝きは無くなってしまいました。
 しかしミカンの栽培がゼロになったワケではなくて、今でも峠の見晴し台まで行くとミカンが売られていますし、道すがらミカンを作っている様子も見られます。これがまたスゴい坂道なんですけど。
 冷静になって考えてみるとあの急斜面でミカンの木の管理をするのはけっこう危なかったんじゃないかって気もします。
 「おむすびコロリン」なんてナマヤサしい物ではなく「ミカン弾ズガガガ!」って感じの傾斜ですからねぇ…。
 下を走っている東海道線の電車に直撃したら、車体のオレンジ色の帯に加えて水玉状にオレンジ色のドットが加わってしまいかねないですよ。

 昔はココで合戦もあったというコトです。
 地理的にはかなりのポイントになりますからね。
 山梨から武田信玄が攻めて来たそうなんですが、確かにさった峠を北に迂回する道は甲府に続きますから、スゴく納得がいきます。
 今回、題材にした昔話では「サルがかくし持っていた名刀」が出てくるんですけど、この刀も合戦に由来する物だったんでしょうか。
 ちょっとそのへんは分かりません。

 もしかするとネットで調べた際にそのあたりのイキサツを目にしているかも知れないんですけど、このイラストを描いたのはもう1ヶ月以上も前のコトなので、いずれにしろ覚えていないというあいかわらずの私の記憶力の頼りなさです。