今朝、副読本のイラスト・ラフがまとまりました。早速、先方にメールで送信しました。
すると夕方に、お返事がありました。だいたいラフの感じで進めて良いそうです。
こんなに早く吟味が終わるとは思っていなかったのでビックリしました。
あすからの当ブログで連載中のマンガは若干、手抜きになるかも知れません。もうしわけありません。
こんなコトになるとは思わず、特に今日のコマなんかは、かなり時間をかけてしまいました。今日と明日で画風のつながりが悪くならないようにしたいですが。
────────────────────
今回の副読本のお仕事を差し支えない範囲でお見せしようと思います。
写真を元に、とある市の中心部をイラストにするお仕事です。
まずは道路を作りました。
これだけならドコの市だか分かりませんよね。
次に目印になるような大きなビルを作りました(下の画像は、一部分を切り抜いたモノです)。
ビルは実際の大きさよりも大きめにしてあります。
印象に残るようなビルは大きめに。こうすると、他の小さな家などを描く数が減って助かりますし、メリハリもつくんじゃないでしょうか。
さらに、どのビルもいくぶんコロっとしたカタチにしてあります。
小学校の中学年向けイラストですので、かわいいカタチにしました。
しかし全ての大きめビルを作ってみたら、思っていたよりも固めな感です。アセりました。
あんまり小学校・中学年向けという感じがしません。
しかし、とりあえずは気にせずに、細部を描き込んでみました。
どうでしょうか。
まぁこれなら良いかなと思います。
小学校も中学年くらいになれば、地元の町や駅のカタチに思い入れが生まれていてもおかしくありませんし、お母さんと一緒に大きなスーパーマーケット等に行くのを楽しみにしている子も居るかも知れません。
なかなか全ての需要を満たす事は出来ませんが、なるべく「ぼくの町だ! わたしの町だ!」と言う副読本を届けてあげたいです。
しかしまぁ、大きな町ですね。私が住んでいる富士市とはエラい違いです。
もう少し地域色を出そうかと思って、ウィキペディア等を見てみたんですが、「工場が多い」くらいしか書いてありませんでした。
牛乳の生産が多いとか書いてあったらトラックを走らせて、荷台に牛のマークとかを描くんですが。
おそらく都心のソバのベッドタウンという位置づけなのでしょう。