きのう、自転車で三島市(みしまし)に行ったんですが、そのアタリについて今日から数日に分けて書こうと思います。
三島が誇る産直グルメに「三島コロッケ」というのがあるんですが、7月1日がその制定日なんだそうです。記念イベントが行われるというので、見に行ってきたワケなのです。
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最近は珍しく仕事が入って来たり、また町内会のお仕事で忙しかったりしたので、休日は久しぶりです。
三島に10時頃に到着しました。
イベントはお昼前からです。その前に三島に伝わる昔話の現場を見学しました。
ここは圓明寺と言う、JR三島駅にも近い場所にあるお寺です。(本日の写真も、クリックいたしますと、少し大きくなります)
ここにお母さんイヌと子イヌの悲しい物語が伝わるというのですが、どんなモノでしょうか。
おぉ、これがその石像というワケですか。
親切に「孝行犬」って書いてありますね。
わかりやすい。決して誤解を許さぬ鉄壁の体制。エキストラ・ボールドな明朝筆文字体ですよ。
お顔はこんな感じです。
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ちなみにちなみますと、悲しいお話って言うのは以下の通りです。
子イヌを育てる母イヌがお寺の床下に住んでいたんですが、ある日、1匹の子イヌが死んでしまい、たいそう悲しみます。
やがて母イヌの食は進まなくなり、しまいにはヤマイに倒れてしまう衰弱の一途。
心配したまだ幼い子イヌ、残りの4匹が、周囲のお店から食事をもらって来たりして懸命な看病をしますが、母イヌはついに息を引き取ってしまいます。
悲しみをこらえて子イヌは力を合わせて穴を掘り、母イヌを埋葬。その様子を見てナミダする三島の人々。
時を置かずして子イヌたちも早世したのでありました…というスジです。
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お母さんを看病する所は、確かに孝行だなって思うんですが、反面、子イヌたちまで早くに死んでしまってはモトもコも無いって気もします。しかしまぁどうなんでしょうね。
善行に対する報いがゼロって点も気になります。かなりシャクゼンとしないワケですが、昔話に現代の私がイチャモンをつけるワケにもまいりません。お寺を後にしました。
お寺からすぐ近くにある公園にやってきました。流れる清流を見てココロを洗い流します。三島はキレイな川が流れる町なのです。
この公園がまた興味深くて、地面や清流のほとりに溶岩がゴロゴロしています。
溶岩だけではなく公園としてもキレイだったのですが、そちらは割愛でございます。
とりあえず本日のブログ記事はここまで。おつきあいいただきまして感謝です。