トレスが終わったようです。

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 明日からは着色と陰影をつける作業にうつれそうです。予定していたより早めです。

 本日はニール・ヤングと言うアメリカのおじさんの歌を聴きました。アルバム『ミラー・ボール』です。これはまだ私が20代の頃に同じ会社に勤めていた先輩が、私が会社を去った後に教えてくれたアルバムなんですけど、非常に良い作品です。

 何が良いってこのちょっとタマった感じのリズム。エイトビートなんですけどハイハットは4つで打つという、このワシワシ進む感じ。AC/DCというオーストラリア出身のロックバンドがいるんですけど、彼らにも通じる感覚と言えましょうか。

 私が好きな曲はかなり決まっていまして、冒頭の『ソングX』。1曲おきまして『I’m The Ocean』。『Big Green Country』。この連打が非常に良いですね。まぁこのタイトルを見るにつけ、ニール・ヤング、頭の中がラブ&ピースの頃から変わってないな!って感じですか。さては本気で信じてるなっていう。

 アルバム後半の『Throw Your Hatred Down』がまた好きで良く聞きました。

 バックの演奏はクレージーホースではなくて、当時は若手のサウンド・ガーデンと言うバンドです。懐かしいですね。グランジと呼ばれたブーム。サウンド・ガーデンは何かの賞の受賞の際、当のニール・ヤング翁に「もっとデカイ音で演奏しろ!客にイヤがられろ!それがロックだ!」と言う非常にありがた迷惑な言葉を贈られたと言うエピソードがあった気がしますが、まぁどうかしています。

 ニールヤングは、アコギを弾くときは割と繊細な感じなんですけど、ひとたびエレキギターをぶら下げると、戦闘準備完了って感じの気分になるみたいで、そのギターの音のぶっ壊れ具合はヒドいですね。ギターアンプがズブズブ言ってる感じです。

 具体例としは。『ヘイヘイ・マイマイ』とかになりますでしょうか。

 ジョニー・ロットンの「ロックは死んだ」と言う発言に真正面から異議を唱えた曲であるそうです。こうでなきゃいけません。

 私は完全にジョニー・ロットン側の人間ではありますが、同時に私が一番イヤなのが誰かを完全肯定する姿勢なんですね。
 一番好きな人間の発言を丸のママ信じる事をヨシとしない。本当にそうなのか?っていう。生身の人間って、間違いもあれば矛盾もありますね。

────お手紙イラストのご紹介のコーナー───

 うってかわって、まずはコチラ。釣りをするネコおじさんです。
(以下のイラストをクリックすると4倍くらいに大きくなるのです。)
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 なんともノンキなイラストですね。
 なかなか良いと思います。
 次はコチラです。
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 見られている気持ちに満ちた森の中のお散歩です。
 続きましてコチラ。
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 鉄棒をする子供たちの風景です。
 これはかなり気に入っています。お手紙に添える絵にしてはちょっと手間がかかった絵ですが、時間をかけただけありました。
 特に逆上がりの途中の、お尻しか見えない男の子がかわいいですね。
 がんばれ!って感じです。
 動物と子供が一緒に遊んでいるという、私ならではのウソな風景が描けたのではないでしょうか。
 次はコチラ。
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 カエルさんとオタマジャクシくんの会話です。
 新春特別企画として進行してまいりました一連のイラストご紹介のコーナーですが、明日でおわりです。
 明日はちょっとオモムキが変わります。どうぞお楽しみに。