登呂遺跡に行きました。

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 なんとか早朝と呼べるくらいの時間に起きられたので、登呂遺跡(とろいせき)探訪を決意いたしました。下の写真は今朝の富士山です。少し冠雪しております。残念ながらこの後は曇ってしまい、姿を隠してしまったようです。
(本日の写真はクリックすると4倍くらいに大きくなります。)
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 ゆっくり走って10時過ぎに到着。あまりキチンとした場所の把握をせずに来たんですが、けっこう大きなエリアですので迷わず到着いたしました。
 博物館は建て直したそうで、ずいぶんと新しくなっています。前の建物に較べるとまるで別物でした。
 ビデオ等の先端的な展示方法を多数取り入れていて、学習教材として良く役立つように作られていました。
 弥生時代になると鉄器も出て来るので、かなり工作物も今の生活の姿に近づいて来ます。生活水準としてもなかなかの物です。
 途中で、社会科見学の小学生の子たちがたくさん入って来ました。
 なにやらメモを取りながら説明員のおじさんのお話を聞いていました。
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 下の写真は建物の屋上から見た、竪穴住居とか高床倉庫のようすです。生徒さん達が先生や説明の人に引率されて、見たり調べたりしています。
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 特別展示のコーナーが非常に興味深かったです。テーマは “戦い” です。
 弥生時代くらいになると集団の結びつきが強固になり、他の集団とのイサカイが出て来るんですね…。
 登呂遺跡からはあまり武器などは出て来ないそうです。割と平和だったみたいです。
 参考資料として、他県の遺跡から出て来た武器などが展示されていました。
 中には非常に細かい模様があしらわれている鉄器などがあって非常に興奮いたしました。こんな事まで出来たんだなぁとビックリしました。
 今回の展示を見て非常に感心したり納得したり、決して小さからぬ感動を得たワケですが、昔の登呂の人たちが今の静岡県民と似ているかも知れない(のんきな)マインドを持つ人たちだったと知れた事が一番の喜びでした。