たいへんです。

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 パラパラのお仕事の進み具合ですが、あと少し。ところがココにきて体力的にツライという感じでなかなかキビしいです。
 まだまだ、まとめる作業も残っています。それがちょっとややこしいので、そこも間違えないように気をつけないといけません。
 以下は、ちょっと特殊な音楽のお話です。
 【諸井誠さん、亡くなる。】
 私は電子音楽が好きで、ミョーン♪とかピューン♪とかの抽象的な音の連なりにココロ奪われるワケですが、諸井誠さんは、日本の電子音楽の入り口にその足跡を残す人物です。かなりご高齢だったんですよね。一般的に言うともっと広く現代音楽の中での活動として語られるそうですが、私の興味の幅がとても狭くて、電子音楽限定なので総体的に捉える事は出来ません。
 私は諸井さんの電子音楽を3曲しか持っていないので、重ねて本当に限定的な側面を知るのみですが、これがまぁかなり好きなのです。
 特にラジオドラマを電子音で劇伴した「ピタゴラスの星」がシビれます。役者さんのイイ声で「シンメトリア!」とか「全ての数の全ての和…」とか、音楽も抽象的ですが、セリフも前衛的です。1959年の作品だそうです。
 聞いた感じは、電子音と人声による異世界へのイザナイ。周囲をグルっと電子で包まれた人間の上下左右といったオモムキです。