どうやら絵コンテは出来たようです。
カット数が、まだ少し多いような気がします。うまく減らせる方法を思いついたら、その都度、削って行きたいです。
このアニメ制作で実習しようと考えていた動作などは、おおむね盛り込めたと思います。
これから先の作業手順としては、まず原画を作ります。そしてそれをアニメを作るソフト上でトレースして行こうと思います。
登場人物のデザインを、まだボンヤリとしか決めていないのですが、アニメの時間的な長さもカット数も、それほどある訳では無いので、その都度、考えて行こうと思います。
そんなワケでして、まずはこれから原画作りに移りますが、実はもうひとつ習得しようと考えている別の技術があります。
3Dのソフトで、原画作りの支援をしようと思うのです。複雑な動きをもつ場面だけを、まず3Dのソフトで動作を検証・決定した後に、それをトレスしようと思うのです。
3Dのソフトは、今までにも使った経験はあるのですが、おととしの夏頃にバージョンを新しくしました。しかしまだ使い方を学んでいないのですね。
この機会に、3Dソフトの使い方を(再度)身につけようと思います。あくまでアニメ制作の支援の為ですから、そんなに深く学ばずとも大丈夫でしょう。
3Dソフトって、普通のイラストを描く際の支援にもなります。例えば、複雑な形をした物体が何個もあって、それらがお互いに隠れないようなアングルを探すという時などは、とても役に立ちます。
例として、3Dでおおよその骨格を決めてからトレースして仕上げたお仕事の画像を、以下にご紹介いたします。(クリックすると少し大きくなります。)
ちょっとどぎつい色分けをしてあるのは、トレスの時に迷わないようにです。
今、確認してみたら、これは第1案だったようです。完成の絵とは細部が違っています。
これが完成したイメージなのですが、うまい具合に互いの建物が干渉していない事が、お分かりになれるでしょうか。これを3Dのソフト抜きで作るのも可能ですが、労力はかなり違ってくると思います。