まだ暗いうちに出発して、沼津経由で御殿場へ向かいました。
普段ですと、まず御殿場、そして延々と坂を下って沼津、そして自宅というルートを辿りますので、逆回りです。沼津から御殿場までは県道384号線を走りました。
(以下、長いです。)
少し下土狩(しもとがり)の駅付近で迷いました。と言いますか、下土狩を初めて訪れました。この頃になるともう夜が明けておりましたので駅舎の姿も確認出来ました。
緩い傾斜を登ります。途中、少しだけ国道246号線と重複する箇所があります。ここで疲労がピークに達した為、持参したおまんじゅうを3ヶ、食べました。疲れには糖分です。
御殿場から国道469号線に入るつもりでしたが失敗しました。坂道を上り続けていたら、自衛隊のゲートが見えてきました。出勤の時間です。迷彩服を着た人がたくさんゲートをくぐって朝の挨拶をかわしています。
この辺はおよそ30年ぶりに来ましたが、あまり印象が変わらないですね。
実は、このすぐそばにクサカベという油絵の具のメーカーの小さな工場があります。高校生の頃に所属していた美術部の夏合宿の一環でこちらを見学させて頂いたのでした。懐かしいです。
こちらがその工場(と、駐車場?)です。メインの工場ではないせいか、こじんまりとしています。多分、今でも内部には絵の具を練りに練る機械などが置いてある物と思います。
何かの機会があったら再訪しようと思っていたこの地ですが、思わぬカタチで実現しました。しかしここが469号線よりかなり高い場所だという事も、以前にチェック済みなのです。登った分は大損です。やれやれ。
余談ですが、油絵の扱いが私は苦手で、あまり大した絵は描けませんでした。もっとも油絵を描いた事があるのは中学生の時だけですが。
そんな訳ですので下ります。しかしせっかくの位置エネルギーを無駄にするのももったいないです。我が富士市の方角を目指しつつ斜めに下るという選択です。
469号線に無事、合流出来たのが7時半です。この道は大きなトラックが走る物流道路です。もう少し早い時間を目指していたのですが、出勤時刻とも重なってしまい、むしろ最悪な時間になってしまったかも知れません。
この先、自衛隊の演習場などがあって見晴らしが良いのですが、時折聞こえる爆発音は心臓に悪いです。音だけではなく衝撃波も伴う感じです。
ひたすら『忍』の一文字で、十里木(じゅうりぎ)付近の高い場所まで到達しました。今日はここが一番大変でした。
ここから先は下りですが、何と雨が降ってきました。これは予想外でした。高原ならではの不規則な天気かと思ったのですが、標高を下げても止みません。おとといの台風の影響で、細い道などは、枝や葉っぱでドエラい事になっています。ゆっくり進みます。自宅に着いた直後に本降りになりました。
しかし雨の中、坂を下っても、さほど寒くはありませんでした。これは夏の気配です。この先、運動にはツラい季節。気が重いです。しかし体力も欲しい。がんばって鍛えようと思います。