自転車の改造は中断です。ギアにチェーンを通そうとした時に重大なトラブルが発生いたしました。リカバリーに専用工具の必要が生じましたので入手の為の手続きをとったのが本日の夕方でございます。工具が届くまでは他の事をしようと思います。これがまた問題が山積しているのです。
(以下、手芸的な話題に移ります。)
更にイカばかりかの前置きをさせて下さい。実はこのブログを始めてから2年が経過した頃のこの2月。私が利用しているレンタルサーバに未知のサービスがある事を初めて知りました。私がこういったネットサービスに疎い為、要約しますが、私のサイトを見に訪問しに来た人の数や、ネット検索サービスを利用して来た人については、その検索ワードを知る事が出来ます。その時の驚きについてはまた改めて綴る機会を設けようと思うのですが、ココで問題にしたいのは、その「検索ワード」です。
意外な事に「ぬいぐるみ 植毛」等で、当ブログにやって来る方が少なからずいらっしゃるようなのです。試しに私もネット検索のサービスサイトで同じワードを挿入してみたのですが、驚いた事に私のブログが最初の方に表示されるではないですか。
なんでこんな事になったのかは分かりません。というか、せっかくなら「イラスト」とかで上位に来れば私の商売も好転しそうな物ですが、思い通りにいかないのが人生の常という訳でございます。
おそらく情報をお求めの方がいらっしゃるのでしょう。しかし困った事に私は、一応、ぬいぐるみを作ったりを趣味にしていますが、専門的な知識は一切ありません。実は本屋でそれ系の本を立ち読みしたという事も無くて、全くの見よう見まねというか、頭の中で一度想像してみて、上手く行きそうだったらそれを実行するというだけの事です。
小学校の家庭科の授業で教わった事と、母親が手芸が好きでしたので、それを見て覚えた感じです。やはり身近に何か作る人が居たって言うのが大きそうです。
そんな訳でして、あまり参考になるのかどうか分かりませんが、専門的知識が無い私だけに、ごく普通の方にも役立つ敷居の低い作業をご紹介出来るのかもしれません。
それに、これが何かのお仕事につながる可能性もあると期待して、これから一連の作業を書き記そうと思う物であります。ついでながらお仕事のメールは creamあっとhijikuro.sakura.ne.jp までお願いいたします(あっとを@に変えて送信して下さい)。
非常に簡単な事しかしていないので気が引けますが、始めようと思います。
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まずは植毛を施すぬいぐるみのご紹介です。数年前に自作したクマのパペットです。(以下の画像は、全てクリックすると少し大きくなります。ブラウザの「戻る」ボタンで帰って来て下さい。)
次に使用した毛糸のご紹介です。そうそう、私はぬいぐるみの植毛には毛糸を使います。他にどういった素材が使用可能であるかは、たった今まで考えた事が無いですが、おそらく毛糸が入手の容易さを考えても一番良いんじゃないでしょうか。
ここで、私がお伝え出来るノウハウが、ひとつだけあります。
「頭が大きいぬいぐるみに植毛するには、ウネった毛糸の方が良い」です。
頭が大きいと植毛する本数も多くなります。なるべく本数を減らす方向で考えませんと、作業が大変になります。
それと無視出来ないのが、ぬいぐるみの総重量です。たかが毛糸とは言え、案外アッという間に重くなります。設置したままのぬいぐるみならともかく、抱いたり動かしたりするぬいぐるみには取り回しの面で不利になります。
ウネった毛糸ですと、見た目的に寂しくならずにカサを増やせると、まぁ語義的にはちょっと微妙な表現ですが、そう言う訳です。
次に今回使用した毛糸の詳細です。
アクリル55%。ウール45%。40グラム。約28メートルです。これを3玉、買ってきました。(最終的には、2玉でぴったり足りる感じでした。参考にして下さい。しかし毛糸の種類によってかなり必要な量も違ってくると思いますので、ご自分の感覚で量の増減を見定める事をおススメいたします。)
ぬいぐるみの頭の大きさは長い方の頭の直径が13センチくらいです(大きさ的な目安にして下さい)。
毛糸を、だいたい13センチ前後に切ります。私の性格上、あまり一定した長さではありません。
頭の大きさと、毛糸の長さの比率はこんな感じにしてみました。
ひと玉分を切ってみました。おぉ、案外多いですね。こうして見てみると。
切った毛糸を2本ずつ束ねます。束ねる本数は、毛糸の太さによっても変わってくるかもしれません。太めの毛糸の方が作業が少なくて済みます。
以上で下ごしらえ的には終わりでしょうか。後はひたすら、針と糸で縫って行くだけです。
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大体、以下の写真のような感じに仕上げようと思います。数年前に作成した、ぬいぐるみです。
元々はクマのつもりで作ったのですが、こんな感じに植毛すると、あたかもライオンのようになってしまうのがバカバカしくも面白い部分です。
続きの作業は、明日に続く予定です。