副読本(2)、下描き中です。

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 年賀状(3)を、データ納品いたしました。これで進行中だった年賀状の仕事は、ひとまず終了です。
 副読本(2)の下描きを行っています。明日のお昼までになんとかしたいと思っております。


─────────今日の音楽───────────
 本日は、古いディスコ物。DONNA SUMMERのベスト盤、『On the Radio』です。ココロ躍りますね。ドナ・サマーとプロデューサーのジョルジオ・モロダーががっちり組んだ作品集です。ゴージャス&シルキーって感じですか。
 単なるベスト盤ではなくて、全ての曲がつながっているノンストップ編集。これもジョルジオ・モロダー氏の得意技ですね。
 70年代末の仕事のようですが、今に至るダンス物の文法のひな形が随所に見られて、そう言った発見の面でも楽しく、また興味深い盤だと思います。
 私は趣味として、シンセサイザーを機械仕掛けで動かして音楽を作って楽しんでいる訳ですが、その動機、きっかけはこの辺の音楽にあります。私が20年ほど前に”シーケンサー”と呼ばれるシンセサイザーを動かす為の小さなコンピューターを買った際に、まず始めに打ち込んだフレーズが、何あろう、このベスト盤にも収録されている “I feel Love” のベースパターンです。
 非常に単純なフレーズですので、すぐに再現できたのですが、嬉しかったですね。私の機械を使った音楽体験としては、頂点に近いと言っても過言ではないかも知れません。それから現在に至るまでずっとこの趣味を続けている訳ですが、いかにして「最初のあの時の興奮」を超える時間を持つ事が出来るかというのが、私の趣味におけるテーマと言えるのではないでしょうか。
 それは、私とシーケンサーとシンセ、エフェクターとの対話から生まれるグッド・タイムなのです。Velvet Undergroundの曲名になぞらえて申し上げるならば、”We’re Gonna Have a Real Good Time Together”。そんな心境と言っていいのではないかと思う次第です。などと言いつつ、本当の所、上記の詩の深い内容は良く知らないのですが…。
 ちなみに、”I feel Love”のあとに打ち込んだフレーズは、ジグ・ジグ・スパトニックというバンドの、これまた同じく簡単にしてココロ躍るベースパターンなのですが、それはまた別のお話なのです。