まんが。キャラクター紹介。ポッちゃん。

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 ちょっと間が空いてしまいましたが、ご紹介です。
 「ポツ」です。「ポッちゃん」と呼ばれています。
 犬の子供、男の子です。長い耳が特徴です。


 先日に紹介した、「ペロール」と良く一緒に居ます。お友達です。
 「ペロール」よりも少し年上なので、多少の分別がある感じです。
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 「ポツ」も「ペロール」も、20年以上描き続けている、私にとっては長い付き合いのキャラクターです。
 実は、私はイラストの専門学校に行っていた頃までは、リアルなイラストを得意としていました。しかし高校の頃まではそれでも良かったのですが、イラストを専門に学ぶようになりますと、自分の画風と向き合う時間も多くなります。
 次第に窮屈な感じを覚えるようになりました。リアルな画風というのは、どこまでリアルを追求するかが難しいのですね。
 そもそも、私には、現実の物や風景を絵として画面に移し替えていく事の意味が良く分かっていなかったのかも知れません。
 私には、ごく短期間、絵を描く事をやめていた時期があります。リアルな絵から離れようと思っていました。
 そんな時期に、子供の頃、妹とお絵描き帳などにいたずら描きをしていた頃を思い出しました。他愛も無い絵ですが、あそこには笑いがあったなぁと思うようになりました。この辺が私の分岐点になったようです。
 「ポツ」や「ペロール」が生まれたのはこの頃です。
 丸に目鼻を描いて、耳を付けるだけで犬に見えるのは何とも痛快。決して、リアルから対極に振ろうなどという明確な意志はなかったのですが、結果的に、こんな路線が気に入ってしまい、現在に至ります。
 話はそれますが、パソコンで絵を描くソフトを使う際も、なるべく特殊な効果は避けて、手でチョコチョコと描いたのだな、という感じを大切にしています。
 話は「ポツ」や、「ペロール」に戻りますが、せっかく思いついたキャラクターなので、大切にして、色んな事を語らせたり、冒険させたりしたいな、と思う次第なのです。